マリントレーディングの歴史

四十年の「歴史」

私がこの業界に飛び込んだのが昭和53年。
早40年経ちますが生まれた時から常に海がそばにあり、私にとっては海は人生そのものです。

たくさんの方に海で遊ぶことの喜び、ボートを使わないと見ることのできない絶景をあじわっていただきたいです。

私にとって生まれた時から海は身近だった

私の生まれは東シナ海に面する鹿児島県の串木野市（※現いちき串木野市）で市内には３つ漁港がある有数の港町で生まれ育ちました。常に身近に海があり、常に海が私の遊び場でした。
将来海に携わる仕事をすることは私にとって自然なことだったのかもしれません。

夢破れし第２次オイルショック

広島の商船高等専門学校に入学した時の私の夢は”外国商船の船長”でした。しかし在学中に第2次オイルショックが起こり商船の求人等は少なくなる一方、夢を諦めざる得なくなってしまいました。

～プロたる所以は海をよく知ること～

商船高等専門学校を卒業した私は、ヤマハ発動機株式会社に入社しました。12年間務めた中で上司の～プロたる所以は海をよく知ること～という教えは今でも私の中で生きています。ボート販売を行っていましたが、ボートを販売することが仕事ではなく、海の楽しさを伝えることが仕事であると若かった頃に植え付けられた情熱は今でも生きています。

そして独立へ

1990年、世間はバブルの真っ只中に独立し新会社を設立しました。ヤマハ発動機株式会社に入社した当時から10年を一区切りとし、このままヤマハにいるのか、それとも新たなビジネスに挑戦するのか常に考えていましたが、やはり性格上チャレンジすることを選びました。学生時代に外国商船の船長になるという夢は諦めましたが、違ったフィールドで舵取りをしたかったのだと思います。(笑)

バブル崩壊へ

1992年バブルが崩壊しました。
これまでは取扱いが新品のボートがメインだったのですが、バブル時に購入したボートを手放す方が増えたために中古のボートが市場に出回るようになりメインになっていきました。ですが、やはり私たちは当初から海の楽しさを伝えることを仕事としていたので、混沌とした時代の最中でしたが難なく乗り切ることができました。

マリントレーディング設立へ

今では当たり前になっているインターネットですが、インターネットが出始めのころに私はボート販売業界でもいち早く取り入れたいという思いがありました。これまでは国内の販売がメインでしたが、それを全世界に向けることができる。そういう思いの中、マリントレーディングを設立しました。海で遊ぶ楽しさと喜びは日本だけでなく全世界で共通であり、そしてさらに国境の垣根を越えて感動を共有できることが、当社にとって今では1番の喜びとなっています。